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ー経済産業省のガイドラインをもとに解説ー いま、企業で求められるDX推進のツールと効果とは?

リモートワークの普及や業務効率化の対応のために、今注目されている「社内DX推進」。

DX推進とはそもそも何なのか、どんなツールがあって、どんな効果があるのか、

今さら聞けない、という方も多いのではないでしょうか。


今回はDXの定義やツール、効果について

経済産業省のガイドラインや、企業IT動向調査報告書のデータを用いながら、

昨今特に話題となっているAIについて深堀りしていきます。


目次[非表示]

  1. 1.そもそもDXとは?
  2. 2.DXを推進するとどんな効果があるの?
  3. 3.AIはどの程度注目されているの?
  4. 4.AIチャットボットとは?
  5. 5.導入と運用に手間をかけずにチャットボットを導入するには?
  6. 6.まとめ


そもそもDXとは?


経済産業省によると、

DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、


「企業が第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ、アナリティクス、

ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネス・モデルを通して、

ネットとリアルの両面での顧客エクスピリエンスの変革を図ることで

価値を創出し、競争上の優位性を確立すること。」

※経済産業省「デジタルトランスフォーメーションレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開」より抜粋


とされています。


これは、

データやデジタル技術活用による、製品・ビジネスモデル・組織の変革が求められている

という風に捉えられるでしょう。


DXの推進は、現在国レベルで求められています。

2018年には、経済産業省がDX推進ガイドラインにて、DXへの取り組みの重要性を発表。

DX推進ガイドライン


参照元:デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0|経済産業省


もしDXが進まなければ、

「2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」

との警告もされています。


DXを推進するとどんな効果があるの?



DXを推進すると、どんな効果があるのでしょうか?


既にご存じの方も多いかと思いますが、念のためおさらいしておくと、

代表的なものとしては以下が挙げられます。

DX推進のメリット


商品・サービスが飽和状態にある一方で、労働力不足が深刻化している現代において、

これらの効果は少なからずインパクトがあるといえるでしょう。


ただ、DXと一括りに言っても、手段となるツールは以下のように様々です。


■AI

「Artificial Intelligence」の頭文字を取った言葉で、「人工知能」と訳される。

与えられた情報をもとに自ら考えて学び、判断まで行うコンピューターシステムを指す。

代表的なものとしてAIチャットボットがあげられる。

■クラウド

インターネットなどのネットワークを経由して、サーバーやストレージ、ソフトウェアなどの

サービスを提供・利用する仕組み。

■IoT

これまでインターネットに接続されていなかった「モノ」をネットワークでつなぐ仕組み。

あらゆるモノをサーバーやクラウドサービスに接続することで、情報を収集・分析し、

新たなサービスを生み出す。

■コンピューティング

ビッグデータを高速処理できるコンピューティング能力を備えたシステム。

■5G

4Gよりもさらに高速・大容量な無線通信システム。

通信の遅延がなくなり、同時に多くのデジタル機器と接続できるようになる。


この中でもAIは、昨今特に注目されています。


AIはどの程度注目されているの?


企業IT動向調査報告書によると、AIは

「企業が重視すべきと思うテクノロジー」の第2位にランクインしています。

「企業が重視すべきと思うテクノロジー」の第2位はAI


さらに、AIを活用した運用改善に取り組もうとしている企業は6割にも及んでいるのです。


【DXを推進するには?】AIを活用した運用改善に取り組もうとしている企業は6割

参照元:企業IT動向調査報告書


運用改善をめざしたAI活用事例は以下のように様々ですが、

ビジネスの現場では、いまAIチャットボットが特に注目を浴びています。


【DXを推進するには?】AI活用事例


AIチャットボットとは?


前提として、チャットボットは、

インターネットを利用したリアルタイムコミュニケーションのことを指す「Chat」

人間に代わって一定のタスクや処理を自動化するためのプログラムである「bot」

掛けてできた言葉です。


このチャットボットに人工知能(AI)が組み込まれているのが、AIチャットボットで、

人工知能を活用した「自動会話プログラム」のことを指しています。


AIチャットボットがあれば、

24時間365日、ユーザーからの質問に自動で応答することができます。


【DXを推進するには】AIチャットボットが有効


従来の問い合わせはすべて人が応答していましたが、

チャットボットで自動化することによって、人が他の業務に取り組む時間を捻出することができ、

業務効率化や生産性向上につながります


AIチャットボットは、社内DX推進に有効なツールの一つといえるでしょう。


また、組織の変革において、


・属人化の解消

・従業員エンゲージメントの向上


など、業務効率化以外にも、複数の導入効果が期待できるとされています。


【DXを推進するには】AIチャットボットの導入効果



ただ、“チャットボットは導入と運用が大変そう…”

というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?


ご察しの通り、一般的なAIチャットボットは、

シナリオデータ(質問と回答)をイチから作成する必要があるため、

準備が非常に大変です。


【チャットボット比較】一般的なAIチャットボット


回答率や回答精度を維持するための作業など、

導入後のメンテナンスも人が行う必要があり、非常に負荷が高いため、

社内利用が進まないまま、結局放置されてしまう、というケースも多々あります。



導入と運用に手間をかけずにチャットボットを導入するには?


社内向けAIチャットボットHiTTOであれば、100万件以上のパターンを学習済みなので、

それぞれの質問に対して1つの回答を登録するだけ

回答サンプルも用意されており、それを書き換えるだけでもリリースが可能です。


【チャットボット比較】学習済み共通AI HiTTOの場合


シナリオデータの作成は一切不要なので、導入までの準備がとても簡単でシンプルです。


▼HiTTOの質問・回答のテンプレートのイメージ    


回答精度はAIが自動でメンテナンス。

追加すべき回答も、ユーザーの回答ログに基づいてAIがレコメンドしてくれるので、

運用の手間が少ないのも魅力の一つです。



まとめ


DX推進ツールのなかでも、

AIチャットボットは取り組みハードルが低いので、DX推進の第一歩にもおすすめです。


ユーザー様の中でもチャットボットを導入したことで、

元々伝統的だった組織にDX推進の文化が醸成され、ITツールの導入が進みやすくなった

というお声もいただきます。


・DX推進ツールを検討しているけど、何から手をつけるべきかわからない…

・伝統的な組織なので、うまく定着するか心配…


そんな方はぜひ、DX推進の第一歩として、

社内向けAIチャットボットHiTTOの導入を検討してみてはいかがでしょうか。




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